R N A の 種 類 と 構 造
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A r−RNA 核小体中のDNAから合成されるRNAで,約7000ヌクレオチドからなる。合成された rーRNAは種々の過程を経て大きく2つに分かれ,タンパク質とともに,リボソームの 大サブユニット(60S)と小サブユニット(40S)を形成する。大小のサブユニットは最終 的に細胞質で結合してリボソーム(80S)になる。リボソームはm−RNAと結合しなが ら移動し,そこがt−RNAによるタンパク質合成の場となる。.................................................. |
B t−RNA 70〜90ヌクレオチドからなる小さいR.................................................................................... NAで,数個のループをつくって折れ曲が り,一部二重鎖になっている。一つのル ープの先端にはアンチコドンと呼ばれる 3個の塩基部分があり,ここでm−RNA と塩基対を形成する。またt−RNAの3’ 末端には特定のアミノ酸と結合する部分 がある。従ってこのRNAは,m−RNA 上へ,特定のアミノ酸を運搬して配列さ せる役割をもつ。.......................................... |