我が町・瑞穂市は,長良川と揖斐川に挟まれた輪中地帯にあり,いくつもの堤防で守られている。その堤防には古来彼岸花が自生していて,この時期になると真っ赤な花が一斉に咲いて見事だ。
この花には種子ができなく,開花後に出てくる葉が蓄えた鱗茎で繁殖するらしい。つまり,この植物は三倍体の染色体からなる不稔で,体細胞クローンで繁殖した子孫ということになる。