先日公園内を散歩中,先輩のA御夫妻とお会いした。その際,先輩から「今繁殖期のキジが集まっているから,撮ってみたら」と勧められた。教えられた場所に行ってみると,藪がそれなりに刈られていて見通しが良い,なるほどこれならいける! と,それから毎朝キジを観察しながら撮り集めた成果が上の写真だ。
実際に撮ってみて色々のことが分かった。雄は頭部に2本の冠羽があり(右上の挿入画),両翼を振りながらケーン・ケーンと鳴き,雌を誘うこと。モテル雄は数羽の雌を従えること。これって一夫多妻制か?それとも雌が乱婚によって良い子孫を残そうとしているのか? いずれにしろ鳥に一般的な一夫一妻制ではない。(下の挿入画は雌2羽)
最後に,かって日本鳥学会はなぜキジを国鳥に選んだのか知りたい。留鳥で国内固有の鳥であるのは分かるのだが・・・猟鳥で食べる国鳥って他にあるのかな・・・ もう一つの国蝶であるオオムラサキは何となく分かる気がする。