入場無料で,自由に観察・撮影ができる上に,ここでは個体の翅にマーキングする体験もできる。写真のように,コードのネーミングはNMV(長野県宮田村の略)。全国各地のマーキング調査によると,これまでに2000kmを超える渡りの個体もいたらしい。


 この蝶は胸部が黒白のまだら模様で,なかなか翅を開いてくれない。真上の個体は,今回きれいに撮れた貴重な一枚。左下個体は後翅端に黒い印(性標)があり,雄である。

 右のアサギマダラは後方からのアングルで,バックシャンを狙ってみた。フジバカマの花にはクジャクチョウ(左)も飛んできた。
 早朝にマーキングをしていた管理責任者の人から,現在の渡りの研究について詳しく話を聞くことができた。また偶然,視察に来ていた村長さんとも話ができた,なかなかのダンディー。