蛹で越冬して春に羽化する蝶は傷が少なく色鮮やかだ。そんなチョウの1つがこのツマグロヒョウモンだ。
 雄(上):前翅は褐色地に黒斑模様のヒョウ紋柄だが,後翅の黒い縁取りが幅広くなっている。ヒメジオンの花の蜜を吸っていた。
 雌(下):前翅の先だけに黒い模様があり,目立つのですぐに識別できる。この蝶の名前にもなっているらしい。