夏型の大きいナミアゲハが一頭近くに飛んできて,翅を開いた姿を撮らせてくれた。傷の少ないトラ縞模様で,地色の黄味が強いことから雌と思われる。翅を立てた挿入画(右下)ではふっくらしたお腹で産卵しているようにも見える。
この時期に生まれた卵は幼虫を経て,餌(葉)のある間に蛹までなり,その姿で越冬して春に羽化するらしい。来春,春型のアゲハを見かけたら「冬眠よく頑張ったね!」と褒めてあげよう~。