宮田高原では,フジバカマの花に群がるアサギマダラはほとんどが雄であり,後翅の裏末端に黒い性標がある(左側)。この花にはアルカロイドを含む蜜を求めて雄が集まるらしい。
これから南方に向かって渡りをする珍しい蝶で,この高原でも翅にマーキングしたものを放して調べている。ただ,地球温暖化がこのまま進めば将来的にはどうなるか心配だ。宮田高原も今年は猛暑で,飛来数が不安定で読めなく,困っている。