ベッカー便り
ベッカーは,キャンピングトレーラーを設置したセカンドハウスで,別車をもじった呼名で
ある.南信州の名勝天竜峡近くにあり,アウトドアライフのベースキャンプとして利用中(土地見取り図参照)。 この地には懐かしい里山の自然が多く残っており,四季折々の情報をお知らせしたい。また,行きがかり上,ベッカー に隣接した荒れた里山(約7000坪)を買うはめになり,その里山再生の奮闘記も報告したい。里山とは,人と自然とが共存できる再生可能な生態系をいい,生物多様性の保持が鍵となる。 |
二代目トレーラー Airstream Classic 30F Limited (2007年USA製)
天竜峡付近の里山風景
<以下は2022年版>
10月の便り(上旬)
今夏は異常に暑く,その上エアコンのトラブルでクーラーが使えず,アプローチの草刈りなどの山仕事を最小限にとどめて,ほとんど出かけなかった。 10月に入ったので,もう涼しいだろうと思い出かけてみた。ところが朝晩は軽い暖房が,昼には蒸し暑くなり扇風機が必要だった。不安定な気候で,晴れた日が続かず,山仕事はあまりはかどらなかった。 |
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7月の便り(上旬)
6月上旬にやり残したアプローチ道路沿いの伐採,生け垣の剪定,草刈りなどに出かけた。いきなり梅雨明けの陽気になり,面食らったが,セミの声はせず,今年の夏はどうなることやら心配だ。 |
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6月の便り(上旬)
5月中旬は能登半島の輪島市の実家に車で帰省していた。兄夫婦は共に80歳を過ぎたが,元気そうで,先祖の墓参りまで準備してくれた。新型コロナがこのまま終息したら,また再会したいものだ。 |
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5月の便り(上旬)
相変わらず新型コロナウイルスの感染が蔓延しているが,今春は重傷者が全国的に少なく,蔓延防止策を適応する都府県がなく,久しぶりに制限のない大型連休となった。ただ,密集が怖いので,人混みは避けたい。 |
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4月の便り(上旬)
ベッカーを春にオープンするため,2日に出かけた。今春は急に気温が高くなり25℃を超える日が続いた。周囲のエドヒガンサクラがいっきに咲き,そのあと天竜峡公園では三つ葉ツツジも開いた。いきなり初夏の陽気だ。 |
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<以下は2021年版>
11月の便り(上旬)
新型コロナウイルス感染者は5波の後,今のところ全国的に収束している。ただこの先どうなるかはわからない。 |
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10月の便り(上旬)
新型コロナウイルス感染者の緊急事態宣言が全国的にすべて解除された,この後,第6波が来ない事を願うばかりだ。 |
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9月の便り(上旬)
デルタ株による新型コロナウイルス感染者の増加がなかなか収まらず,岐阜では緊急事態宣言が9月末まで延長になった。 |
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8月の便り(上旬)
新型コロナウイルス感染者がまた急増しており,デルタ型株による5波に入っている模様。大都会では病床数を確保できず,医療崩壊を起こし始めている。先が見えない! |
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7月の便り(中旬)
6月下旬で新型コロナの2回目のワクチン接種が無事終わり,ホッと一安心。次は月末に娘のアリサが一回目のワクチン接種予定。 |
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6月の便り(上旬)
先月下旬に新型コロナのワクチン接種(1回目)をしてもらい,一週間が経ったので,草刈りと剪定に出かけた。 |
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5月の便り
娘と孫たちは大型連休の前半をベッカーでキャンプがてら過ごした。そのあと私が入り,竹林の不要なタケノコを伐採した。 |
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11月の便り
今年最後の山仕事にしようと初旬に出かけた。周囲の紅葉はやや遅れ気味だが,天候に恵まれ,きれいな色づきのように思えた。 |
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9月の便り
夏休みに向かってGO TO トラベルが解禁されると,新型コロナウイルス感染者がどんどん増加した。2ヶ月経ってようやく落ちついてきたので,13日に出かけた。予想通りの草茫茫で,アプローチの草刈りから始めた,先は長い。 |
7月の便り
GO TO トラベル推進策によって県をまたぐ移動が解禁されたが,地元では新型コロナウイルスの感染防止対応に追われていた。飯田市を中心とする地元は人口10万余りしかなく,このウイルス感染者の入院可能な市民病院の能力は5人ぐらいらしい。他府県からの観光再開は痛し痒しと言ったところか・・・つまり,他府県ナンバーの車は監視されている。 |
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6月の便り
地元の友人からの連絡によると,ベッカーの雑草が腰の高さぐらいまで伸びているという。この分だと竹林の不要な竹の子は伸び放題だろう。何とか早く伐採処理しないと・・・ 他県をまたぐ移動解禁日を予想しながら,一応ここにも現住所があるので,少し早めに出かけた。 |
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4月の便り(春の目覚め2景)
新型コロナウイルスの地方への感染拡大を防止するため,長野県では大型連休に向かって知事が「観光は全面的にお休みです!」と宣言した。ほとんどの行事,イベントを中止し,観光施設や道の駅などを休業にして,県外から県内への人の移動を徹底して阻止する方針だ。 |
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<以下は2019年版>
11月の便り
今年の紅葉は遅れていて,色付きもドウダンやモミジ類以外はあまりきれいでない。中旬になってようやく秋らしい気配になってきたが,全体的にバラバラでまとまりのない紅葉だ。 |
9月の便り(下旬)
お彼岸に入り熱帯夜はなくなったが,日中ではまだ真夏日が続いている。先月と同様,涼しい早朝に山仕事をすませ,何とか私道沿いの草刈りを終えた。来月からは居住区より下段の平地の草刈りに入りたい。 |
8月の便り
今夏は,梅雨明けの遅れもあって,いきなりの猛暑日が続き,予定の山仕事の半分も進まなかった。昨夏と同様の暑さで,熱中症を避けて,山仕事は朝7時〜9時までが限界だった。歳のせいもあるが,何せ暑かった。 |
6月の便り
竹林の不要な竹の子を伐採処理し,居住区の伸びすぎた雑草刈りも終えたので,残雪の乗鞍岳を見に乗鞍高原へ出かけた。この高原にはかって毎年スキーでお世話になった民宿があり,そこの御夫妻に妻の生前お礼を兼ねて会いたくなったからである。2泊3日の滞在だったが,昔話に花が咲き,楽しいひとときを過ごすことができた。そして,この時期ならではの乗鞍岳の雪渓を堪能した。 |
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4月の便り(4〜18日)
ベッカーには20本余りのヒガンザクラが自生しており,その開花を予想して4日に出かけた。陽の当たる所ではいい感じで咲き始めていたが,朝晩肌寒い日が続き,例年より一週間ほど遅れて見頃を迎えた。 |
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11月初旬の便り
妻を見送って,忌明けも無事終えたので,気持ちの整理を兼ねて3ヶ月ぶりに出かけた。 |
7月の便り(20〜25日)
このところの暑さは全国的に異常で,岐阜の自宅周辺で最高気温39.6℃を記録したが,長野のベッカー周辺でも37℃に達し,今回は山仕事を断念した。日中にはアブラゼミも鳴かない暑さだった。 |
6月の便り(15〜19日)
梅雨本番をむかえ,晴れ間を縫って山仕事に励んだ。先月からモウソウ竹の伐採を始め,居住区に侵入しないように,悪戦苦闘しながら少しずつ竹林を後退させている。 |
5月の便り(18〜23日)
梅雨入りを前に,まず伸びたタケノコを伐採(斜面の竹林なので大変),次いでアプローチ道路と居住区の除草・邪魔な枝の剪定,最後に敷地内の排水溝の掃除(100m以上有り,これが一番厄介で重労働),老体にむち打ちながら何とか終えた。 |
4月の便り(下旬)
20日に春支度のため出かけた。5ヶ月ぶりのベッカーでは仕事のスケジュールが一杯! 冬の片付けと春の準備に追われた。 |
11月の便り(下旬)
25日から今年最後となる冬仕舞いに出かけた。紅葉はすでに終わり,冷えた朝晩には霧がすごかった。 |
10月の便り(下旬)
今月は家内のショートステイが短くて,ベッカーには出入り3日間(28〜30日)しかとれなかった。しかも台風22号の通過と重なり最初の2日間が大雨だった。残念ながら紅葉狩りは諦めた。最終日に念のため水道管凍結防止の水抜きをして帰宅した。来月に期待したいが・・・ |
9月の便り(下旬)
秋分の日を過ぎたのにまだ昼の気温が高く,夏と秋が同居するちぐはぐな季節感が続いていた。そんな中でもススキの穂が開き,ナツハゼの実が熟し,初秋を感じた。 |
8月の便り(下旬)
アブラゼミに変わって,ミンミンゼミとツクツクボウシの大合唱が夏の終わりを告げていた。 |
7月の便り(下旬)
家内のショートステイに合わせて22日に出かけた。ネムノキの花が真っ盛りで,辺りはニイニイゼミとヒグラシの大合唱だった。アブラゼミはこれからが本番といったところで,いつもより遅れた季節感だ。 |
6月の便り(下旬)
季節感はまだ昨年より遅れていた。ガクアジサイの花見は来月の10日頃が見頃になりそう。庭の果実も,グミがようやく食べ頃になったが,ビワとブルーベリーは来月になりそうだ。 |
5月の便り(下旬)
まだ遅れ気味の季節感だが,周辺は着実に新緑から青葉に進んでいた。渓谷にはこれまでのウグイスに加えてカッコウの鳴き声がこだましていた。この時期にしてはめずらしく真夏日が続き,着替えに苦労した。今年の夏も暑くなる予感がする。 |
4月の便り(下旬)
今年の春暦は例年より1週間ほど遅れていた。下旬なのにまだサクラが咲き残っており,タケノコとワラビ・タラ・コシアブラの芽が本番を迎えていた。家内のショートステイに合わせてくれて,天に感謝!山仕事の合間に山菜を出来るだけ収穫して手土産に持って帰り,タケノコは近所にもお裾分けし,よろこばれた。 |
3月の便り(下旬)
4ヶ月間の冬ごもりを終え,トレーラーの様子を見に出かけた。幸いこれといったトラブルもなく,早速トレーラー周辺の山仕事に取りかかった。 |
冬支度(11月下旬)
家内のショートステイにあわせて,今年最後の草刈りと冬支度のため出かけた。 |
11月の便り
家内のショートステイを利用して,4ヶ月ぶりに草刈りに出かけた。予想通り,アプローチの道路からトレーラーまで草茫茫になっていて,車がまともに入れない状態だった。早速刈り払い機を取りだして夕方までフル回転し,何とか車が通れるようになった。お隣の奥さんが心配して夕食のおかずを持ってきてくれ,その味が心にしみた。翌日から3日間敷地内の道路沿いを中心に除草し,湧き水も汲めるようになった。これで来春まで元の生活ができ,一安心! |
10月の便り
ネットで「ウワミズザクラ(ハハカ)の果実酒はブランデーのナポレオンよりうまい」という記事を見た。ただ,この実は,小鳥の大好物でもあり,適度に熟した実を多量に確保するのはなかなか容易でない。今春たまたまトレーラーのすぐそばに実が色づき始めた木を発見,急いで収穫した(左写真)。記事のレシピに従って,初めてウワミズザクラの果実酒を造ってみた(右写真)。 |
(家内が9月5日に退院し,自宅で介護中)
4月の便り
初旬に家内の両足が悪化し,再入院。今回は長引きそうなので,退院するまでこのページはお休み。 |
3月の便り
初旬に岐阜で家内が発作を起こして入院。下旬に退院したものの30日現在,自宅で歩行のリハビリ中。 |
2月の便り
中旬に春本番を思わせるポカポカ陽気の日が続き,ビックリポン。その後は寒暖の差が大きく,朝に霜柱ができる日もあり,体調管理に苦労した。今回も軽い山仕事で済ませ,下旬に帰宅した。春は近くて遠い。 |
1月の便り
年始も暖冬続きで,10日に様子を見に出かけた。雪は全くなく,雨も少なく,乾燥した松の内だった。この陽気のせいか,もう梅の花が咲いていた。遠くの南アルプス山脈も冠雪がほとんどなく,スキー場の雪不足が心配だ。 |
<以下は2015年版>
12月の便り
初旬から小春日和が多く,これまでにない暖冬のスタートだ。霜の降りる日が少なく,ナラ類の一部はまだ青い葉をつけていた。地元では例年通り,特産の市田柿(干し柿)造りとリンゴのふじの収穫が最盛期を迎えていた。 |
11月の便り
今月に入っても日中の陽ざしが暖かかったので,枝打ちと草刈りは順調に進み,今年度の目標を達成した。紅葉は,やや遅れ気味だったが,中旬に見頃となりきれいだった。庭が日毎に落葉の絨毯となる中,サザンカが元気に咲き始めた。移りゆく秋の季節感だ。 |
10月の便り
土地造成から20年が経過し,里山再生の準備がようやく整い始めた。この間,植樹(200株以上)や自生の木々はたくましく育ち,今では高さ10mを超えるものも出てきた。これからは,暗い林にならないように,間伐・枝打ちを適切に行い,草地も残しつつ,里山特有の生物多様性を促したい。因みに今年だけで20本間伐した。 |
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9月の便り
前半は,台風の通過もあり雨続きで,残暑らしい日がほとんどなく,このまま秋に向かう気配だ。残り少ないミンミンゼミとツクツクボウシの声が夏の終わりを告げていた。これからは草刈りを始めとする里山の整備に忙しくなる。 |
8月の便り
7月下旬から8月上旬にかけて猛暑日が続き,これまでにない酷暑の夏になった。毎日,冷たい飲み物や食事にたよる生活で内臓が夏バテになり体調管理に苦労した。何とかしのげたのは,20年前から育てた木々の木陰と南面の阿知川から立ち上る霧のお陰で,夜が涼しくエアコンなしで眠れたことだ。自然の恩恵に感謝・感謝。 |
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7月の便り
夜,デッキの外灯に集まる昆虫たちはどんどん変化している。最初にニーニーゼミが現れ,次にヒグラシ・アブラゼミ・キリギリスが加わり,もうすぐミンミンゼミとツクツクボウシもやってくる。18日に梅雨明け宣言があり,いよいよ夏本番へ突入だ。天の神様どうぞおてやわらかにー。 |
6月の便り
今月のビッグニュースはマイマイガの幼虫(毛虫)が周辺の地域から姿を消したことだ。バランスを保つ生態系の仕組みに脱帽!3年ぶりにさわやかな里山が戻った。8日に梅雨入り宣言があったが,晴れた日も多く,草木の生育が早すぎる。植物に乗っ取られそうな夏になりそうだ。 |
5月の便り
今月に入っても初夏を思わせる暑い日が続き,里山は青葉に向かってまっしぐら。早すぎる季節変化に,もう草刈り・剪定・間伐などの山仕事に追われた。中旬には台風6号が通過し,異常な高温と気圧変化に体がついて行けない。どんな梅雨入りになるかは,気象庁も沈黙,心配な今日この頃だ(17日現在)。 |
4月の便り
初旬から中旬にかけては天候不順で晴れた日がほとんどなく,ソメイヨシノとエドヒガンは開花したものの雨ですぐ色あせて散ってしまった。これまでにない失望した春のスタートとなった。下旬に入ると晴れた日が多くなったが,今度は気温が急激に上昇して夏日に近い日が続いた。そして辺りは一気に新緑に変わった。目まぐるしい季節変化だ。これから先どうなることやら・・・ |
3月の便り
先月に仮復旧した排水管の先端部にもう一本ストレート管を追加し,さらに支柱も補強し,復旧工事を完了した(左写真)。排水しながらの工事は厄介だったが,これで少々の大雨でも安心なはず・・・ |
2月の便り
3年前の大雨で西側の谷川に排水する側溝の末端部が壊れ,そのまま放置されている。この排水のほとんどは上部の民家と果樹園からなので,地元の自治会や市役所と何度も掛け合ったが,予算の都合で結局修繕の返事をもらえなかった。しかたなく自前かつ一人でやることに決めた。 |
1月の便り
今冬はスタートから寒さが厳しく豪雪の所が多い。岐阜の奥飛騨や長野の北部では例年の2〜3倍の積雪量だとか。1ヶ月以上の不在で心配になり,中旬に様子を見に出かけた。着いた日には辺りに雪はなく,これといった雪害も見当たらなくホッとした・・・が,3日後に雪が降った。 |